【LINE】既読が付いた時間がわかる!既読が付いたタイミングで通知を受け取る方法

LINEでやり取りをしていて、相手がいつ既読を付けたかを知りたい時がありませんか?
この記事では、Windows11に入っているPower Automateというツールを使って既読時間を通知する方法を詳しく解説しています。
Windows11ユーザであれば誰でもできるので、是非チャレンジしてみてくださいね。
LINEから既読時間を確認できないの?
「そもそもLINEで既読時間って見れないの?」と疑問に思うかもしれません。
結論としては、残念ながらLINEに既読通知はないようです。(2025/2/15時点)
LINEで確認できないのであれば、自前で通知機能を作成してみましょう。ということで、次章からPower Automateで既読時間を通知してくれるプログラムの作成手順を解説します。このプログラムを動作させることにより、既読時間を通知してくれるようになります。
LINE既読の通知プログラムを作る
通知プログラムの仕組み
以下の仕組みで通知を受けとります。
- PCでChrome拡張機能のLINEを開く。
- 既読の通知を受け取りたい相手とのトーク画面を開く。
- Windows11のPower Automateでトーク画面の一番下のメッセージに既読が付いた瞬間に通知をするプログラムを作成して、動かす。
注意
このプログラムではWindows11のPower Automateを使用します。Windows11ユーザでない方はで別のアプリを使用するなど工夫が必要になります。
【Windows11ユーザでない方へ】Windows11のPower AutomateのようなPCを動かすアプリはローコードツールと呼ばれ、近年様々なものがリリースされています。Macの場合はAutomatorというツールが標準でインストールされているため、Macユーザはこれで実現可能と思います。
通知プログラムの作成
Chrome拡張機能にLINEを追加する
まず、Chromeの拡張機能にLINEを追加します。
Chromeブラウザの以下からウェブストアを開きます。

LINEを検索して、Chromeに追加します。

ログインしてから、既読通知してほしいトーク画面を開いておきます。
Power Automateで通知プログラムを作成
画面下部の検索ボックスからPower Automateを開きます。

「新しいフロー」をクリックします。

フロー名を入力して「Power Fx」を有効にします。

「ループ条件」をダブルクリックします。

「=If(true,true,true)」を入力して保存します。

「ウィンドウが次を含む場合」をダブルクリックします。

以下を入力して「UI要素を追加」をクリックします。

あらかじめ開いておいたトーク画面の、既読が付くエリアを選択します。(Ctrlキーを押しながらクリック)

「メッセージを表示」をクリックします。

以下を入力します。表示するメッセージには「=Now() & “に既読が付きました!”」を入力します。

これで通知プログラムの完成です!
再生ボタンをクリックするとプログラムが起動して、既読が付くまで動き続けます。

既読が付くと以下のようなダイアログが表示されます。

既読が付くまでにプログラムを停止したい場合は、停止をクリックすると止まります。

さいごに
既読通知プログラムはできたでしょうか?
この記事が何かのお役に立てば幸いです。何か不明点があれば、コメントやお問い合わせをお待ちしております。